「Kindleキッズモデル」を購入してから早半年。
子供と兼用しながら半年使ってみて、「Kindleキッズモデル」のおすすめポイントや気になる点をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
結論としては、気になる点はあるものの、親子でヘビーユーズ&とても気に入っていて、買ってよかったなと感じています。
大人専用としてもイイですし、クリスマスやお年玉、お誕生日、進学などなど…子供のプレゼントにもおすすめ。
詳しくは後述しますが、先に気に入っている点をお伝えするとこちら。
・保証が2年
・可愛い
・Amazon Kids+の1年間の使い放題が付いてくる
・学習マンガも本によっては思ったより読みやすい
・子供向け機能も充実
・大人も使えて兼用しやすい
一方で、気になる点はこちら。
・白黒
・「ページめくり」がしづらい時もある
ただデメリットよりもメリットのほうが上回っていると感じていて、わが家は購入してよかったです。
【追記】2022年に新モデルへリニューアルされました!容量が倍になったり、解像度が167→300ppiへと改善されるなど、私が購入したものからより良くなっています!
ちなみに…2021.9月から登場している「Kindle Paperwhiteのキッズモデル」はこちら。
画面サイズやバッテリー持ち時間などがより良くて、防水機能も付いています。
わが家が「Kindleキッズモデル」を購入した時にはまだ無かった商品ですが、機能だけ見ればこっちが良いなという印象です(詳しくは後述)。
「Kindleキッズモデル」がリニューアルしてスペックが良くなったことにより、大きな差は無くなった印象です。
後半に「Kindleのキッズモデル」と「Kindle Paperwhiteのキッズモデル」との違いを比較表にまとめましたので、参考にしてみてくださいね。
(※なお本記事で詳しくご紹介するのは、「Kindle Paperwhiteのキッズモデル」ではなく、現在わが家が持っている「Kindleのキッズモデル」となります。)
【2022.7.12追記】その後、PrimeDayのセールで「Kindle Paperwhiteのキッズモデル」を購入しようかなと思ったのですが…
最近学習マンガがさらに大好きなわが子がたくさん読めるように、カラーで大画面&より鮮明に見られる「Fire HD 10 キッズモデル」を購入しました。
ちなみに「Kindleのキッズモデル」と「Kindle Paperwhiteのキッズモデル」は読書だけの端末ですが、
「Fire HD 10 キッズモデル」は、読書以外のコンテンツ(学習アプリやゲーム、動画など)も使える仕様になっています。
【追記】その後「Fire HD 10 キッズモデル」が届き、読書専用でも使えることがわかり大満足。学習マンガが断然読みやすくなりました。
【追記】その後「Fire HD 8キッズモデル」も購入。両者の比較は別記事でご紹介していますので併せて参考にしてみてください。
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Kindle キッズモデル!おすすめポイントと気になる点を解説!
Kindleキッズモデル:おすすめポイント
冒頭でもお伝えしたとおり、「Kindleキッズモデル」のおすすめポイントはこちら。
・保証が2年
・可愛い
・Amazon Kids+の1年間の使い放題が付いてくる
・学習マンガも本によっては思ったより読みやすい
・子供向け機能も充実
・大人も使えて兼用しやすい
読書だけに集中できる
読書だけの端末なので、メールだ、LINEだ、電話だ、ネットだ、アプリだ、とついつい他の情報が入ってきたりして寄り道してしまうのを防いでくれます。
また他の大人向けKindle端末によっては、広告が出てくるんですが、
この「Kindleキッズモデル」なら広告が出てこないのもGOOD。
読書だけに集中できるのは、タブレットやスマホ、パソコンには無い良さだと感じています。
余計な入り口がないので、子供にも安心して渡せますし、集中力も持続しやすいです。
保証が2年
他の大人向けKindleの端末は保証期間が1年ですが、
「Kindleキッズモデル」は2年なんです(一定の適用条件あり)。
万が一落としたりして壊れたりしてしまっても、端末を返却すれば無料で取え替えてくれるというから嬉しい。
子供はもちろんのこと、大人の私もうっかり!ってことが起こり得るので、これは有り難いです。
可愛い
キッズモデルということで、可愛らしいカバーも魅力。
↑こちらの4種類が販売されていて、
・スペースステーションカバー
・ブルーカバー
・レインボーバードカラー
わが家は「スペースステーションカバー」を選びました。こちら↓
オモテ面と↑
こちらがウラ面。
ちなみにカバーによって内側のカラーも異なるのですが、「スペースステーションカバー」の内側は赤になります。
大きさは、ハガキと比べるとこんな感じ。子供が持ちやすいサイズで、
重さも288g (キッズカバー含む) と軽いので、扱いもラク。
大人が使う時は、カバーを外して普通にKindle端末として使ってもOKです。
カバーは可愛いし持ちやすいので、私はそのまま外さず使っていますが(笑)
また少しの間、端末を使用せずに待機状態になると、画面にイラストが出てくるんです。こんな感じで↓
そのイラストがまた可愛い(^^)
何種類もイラストがあるようで、毎回ランダムに表示されるので、その都度「あ、今回もかわいい~」とほっこりさせてくれます。
【Amazon Kids+】1年間の使いたい放題が付いてくる
「Kindleキッズモデル」を購入すると、1,000冊以上の書籍が読み放題という【Amazon Kids+】(対象年齢6才以上)が1年間利用できるのも大きな魅力。
児童文学の名作のほか、歴史や科学、学習マンガなどなど色々!
【Amazon Kids+】は、本来なら以下の金額が掛かりますが、「Kindleキッズモデル」の購入により追加料金無しで1年間使えるのはかなりお得です。
【Amazon Kids+】 | |
プライム会員 | 月額プラン480円 3ヶ月プラン1,280円 1年プラン4,800円 |
一般会員 | 月額プラン980円 3ヶ月プラン2,680円 1年プラン9,800円 |
※1年間のサービス終了後は、有料期間へ自動更新。 | |
※有料期間への自動更新をOFFにしたい場合は、事前にカスタマーサービスに連絡するかペアレントダッシュボードから手続きする。 |
↑注意点としては、1年間の読み放題終了後は自動更新となるので、自動更新をやめたい場合は、期間終了前までに手続きをする必要があるということ。
わが子は今とっても【Amazon Kids+】の書籍を楽しんでいますが、1年後はどうなのかは未知なので、忘れないうちに、とりあえず購入後すぐに自動更新はOFFにしておきました。
でも1年間の期間終了後にまた様子をみて、再度加入するか決めたいと思っています。
なお【Amazon Kids+】は、本の他、アプリやビデオなども楽しめるサービスなんですが、「Kindleキッズモデル」の場合は本だけが利用できる仕様になっています。
最初、私はこれがイマイチわからなくて、

「Kindleキッズモデル」でゲームなども出来ちゃうのでは??
と思ったのですが、大丈夫でした(^^)
「Kindleキッズモデル」では、【Amazon Kids+】に加入していても本のみが利用できる状態なので安心です。
なお、【Amazon Kids+】で読める書籍は随時変更されます。
わが子は今「どっちが強い!?シリーズ」が大好きで、
【Amazon Kids+】でたくさん読めるので最近はそればかり読んでいます。
こないだも「まだ読んでないのが出てる!」と新たに読み放題に加わった本があったようで喜んでいました(^^)
ちなみに【Amazon Kids+】で読める全書籍の一覧がみたくて、そのようなページはあるか問い合わせてみたところ、今のところ無いとのことで、そこは残念。
ただ「Kindleキッズモデル」の検索から、本のタイトルなどを入れて探すことはできるので、読みたい本があるかのチェックはできます。
また【Amazon Kids+】のラインナップの一部がAmazonのサイト(こちら)で紹介されていて、どんな本が読み放題にあるのか一部わかるので、チェックがおすすめ。
なお、Kindleストアで本を購入して「Kindleキッズモデル」に追加することも可能です。
わが家も先日、「銭天堂4」をKindleストアで購入し、【Amazon Kids+】のライブラリーに追加しました(^^)
(現在、「銭天堂」は何冊か読み放題対象になっています。)
学習マンガも本によっては思ったより読みやすい
今回購入前に一番気になっていたのが、「Kindleキッズモデル」では他の大人向けKindle端末に比べて解像度がそんなに高くないので、読みやすさはどれぐらいなのかということ。
特にわが子は学習マンガ派なので、漫画の読みやすさが気掛かりでした。
図鑑は期待していなかったですが(←白黒だし端末も小さいので)、漫画は許容範囲の読みやすさなのかどうなのか…。
結論として、想像していたよりも読みやすい印象です。ただし本によりますが(後述)。
(許容範囲も人それぞれなので、口コミの1つしてご参考になれば幸いです)
どんな感じかというと、わが子が今ハマってよく読んでいる「どっちが強い!?シリーズ」の多くは、こんな感じで文字も多すぎず、大き目&くっきりで、読みやすいです。
↑ただフリガナは小さくて薄いので読みにくいですが。
また説明のページも文字が小さく薄くて読みにくいです(^^;
ドラえもんのマンガも読みやすかったです。(但し解説のページは文字が小さく薄くて読みにくいです)
ちなみにドラえもんのコミックが【Amazon Kids+】の読み放題に含まれている点は、口コミを見ると「ドラえもんは学習まんがでは無いのに…」ということで賛否両論のよう。
わが家としては、マンガでも活字で読む楽しさを味わってほしいから、OK派です(^^)
そして、やはり児童書や文庫など、文字だけの読み物系は読みやすいです。例えばコナンのジュニア文庫はこんな感じ。
「Kindleキッズモデル」は「本好き」「活字の本が読みたい」人に特におすすめだと感じます。
なお本によっては、レイアウトが決まっていてフォントの大きさや濃さを変えられないものもあります(←後述)。
とは言え、トータルではデメリットよりメリットが上回っていると感じていて、冒頭でもお伝えしたように、わが家はこの「Kindleキッズモデル」を購入してよかったなと思っています。
紙の本にも良さがあるので、本によって使い分けていますが、
「Kindleキッズモデル」を取り入れてからは、書籍代が掛からずに【Amazon Kids+】で好みに応じて色々と沢山読めるので嬉しい&子供も読書が増えましたし、
収納場所もとらないので助かっています。
子供向け機能も充実
「Kindleキッズモデル」はキッズ向けとあって、以下のような子供向けの機能もあってGOOD。
・辞書、単語帳、目標達成バッジなどの機能がある
ペアレントダッシュボードで管理や進捗の確認ができる
ペアレントダッシュボードは、親のほうで色々と管理できる機能。
「Kindleキッズモデル」の端末の場合は、【Amazon Kids+】から編集アイコン(ノートとペンのアイコン)を押すと、
(↑編集アイコンの左「本をよむ」を押せば、子供のライブラリーに移動します。)
Kindleストアで購入した本の追加、毎日の読書の目標時間の設定、読書の進捗の確認などができます。
子ども用プロフィールは、1アカウントあたり4人分まで登録できるので、兄弟姉妹分も使えます。
【2022.7月追記】その後、ベッドタイムの設定は出来るようになりました!
ベッドタイムがKindle電子書籍リーダーデバイスでご利用いただけるようになりました。ベッドタイムの変更がKindleに同期され、インターネットに接続されていることを確認するまで、数分お待ちください。その他の時間制限設定は、Kindle電子書籍リーダーには適用されません。
電源オフ時間を設定できるので、使い過ぎ予防にGOOD!
辞書、単語帳、目標達成バッジなどの機能がある
辞書機能もあって (デジタル大辞泉ほか)、意味をすぐに調べることができるのもGOOD。
また調べた言葉は自動的に単語帳に追加されるようになっています。
英単語の意味も調べられます。
大人も使えて兼用しやすい
「Kindleキッズモデル」はキッズ向けとはいいつつ、大人も普通に使えるので親子で兼用するのもおすすめ。
兼用せずに、大人専用とするのも勿論アリ。2年保証や、キッズ向けですが専用カバーがあるのは嬉しいポイント。
ちなみにわが家は「Kindleキッズモデル」を自分(私)用として購入&自分がメインで使いつつ、わが子にも貸しながら兼用という形で使っています(^^)
兼用の場合は、子供と大人とそれぞれライブラリーが分かれているので便利。
大人➡子供への切り替えも、メニューから「Amazon Kids」を押すことで、簡単に変更できます。
逆に子供➡大人へ切り替える際は、「Amazon Kidsを終了」を押したあと、
PINを入力すれば変更できます。
簡単に大人向けの本が見られたり、勝手に設定を変えられては困りますが、
PIN入力により、大人への切り替えが簡単にできないようになっているので助かります。
ただ兄弟がいる場合、子供➡子供への切り替えもPIN入力が必要になっているのは難点。
毎回親がPINを入力しないといけないから、兄弟間の貸し借りが気軽にできないですね。
子供一人ひとりに端末を買わせるAmazonの作戦かな(^^;
ちなみに私自身はKindle Unlimitedを利用していて、いろいろな本をこの「Kindleキッズモデル」の端末で読んでいます。
今まではスマホで読んでいましたが、とても読みやすくなりました。出先でも便利です。
Kindleキッズモデル:気になる点
そして、気になる点もあるのでご紹介。
・白黒
・「ページめくり」がしづらい時もある
順に見ていきます。
見にくい書籍もある
上述しましたが、本によってはレイアウトや設定が固定されていて、フォントや濃度を変えられないのは難点。
↑以前購入した本は、こんな感じで文字が小さかったり濃度が薄かったので、設定を変えたかったのですが変えられず。
Amazonに問い合わせたら、「中にはレイアウトが固定になっている書籍もあって、その際は、設定の変更ができない」ということがわかりました。
なので、その場合は見やすいPCやスマホで見たりすることもあります。
学習マンガも、例えば「学校では教えてくれない大切なこと シリーズ」が何冊か読み放題になっていますが、ページや本によって読みやすいのもあれば、文字が小さく濃度も薄くて読みにくいものもあります。
基本的には、
・学習マンガでも文字やコマ割りの多いもの、
・レイアウトが固定された本で、表や文字が細かく書かれたもの、
・図鑑
などは見にくいので、この端末で見るには向いていないと感じます。
学習マンガは、わが子がハマっている「どっちが強い!?シリーズ」のように、中には読みやすいものもあるので、期待せずにおまけ程度で考えておくのが良いのかなと思います。
あと色々購入してみて気づきましたが、
電子書籍と冊子の本とでは、レイアウトが異なる場合もあります。
例えば私が持っている英語学習用の参考書は、
冊子だと左ページに英文、右ページにその和訳、というように左右に分かれて書かれているのに対し、
電子書籍だと、英文とその和訳が同じページに交互に書かれていました。
参考書などは手元で書きこめたり、サッと見られる冊子の本のほうが使いやすいと感じています。
白黒
また表示は、カラーではなく16階調グレースケール表示となっています。
なので、絵本や図鑑などを見るのには向いていないです。
出来ればカラーのほうが嬉しいですが、わが家では「Kindleのキッズモデル」では読み物系をメインに白黒で読むものと割り切っているので、特に問題なく使っています。
「ページめくり」がしづらい時もある
ページをめくる際はスワイプしたりタップしますが、反応が悪いのかうまくめくれない時があります。
また全体としての動作反応も決して早くはないです。
というか、スマホに慣れていると遅く感じる(^^;
困るほどではないですが、紙のようにすぐにペラペラめくれる感じではない点、スマホのようにサクサク進む感じではない点はデメリットかと感じます。
「Kindleのキッズモデル」と「Kindle Paperwhiteのキッズモデル」の比較
最後に、2021.9月から新たに登場した「Kindle Paperwhiteのキッズモデル」について、「Kindleのキッズモデル」と比較してみましたのでご紹介。
Kindleの キッズモデル |
Kindle Paperwhiteの キッズモデル |
|
価格 | 12,980円 |
16,980円 17.980円 |
解像度 | 300ppi |
300ppi |
ディスプレイ サイズ |
6インチ反射抑制 スクリーン |
6.8インチ反射抑制 スクリーン |
重量 | 256g (キッズカバー含む) |
321g (キッズカバー含む) |
サイズ | 158.8 mm x 114.4 mm x 13.6 mm (キッズカバー含む) |
175.5 mm x 129.2 mm x 13.5 mm (キッズカバー含む) |
バッテリー | 最大6週間 |
最大10週間 |
フロントライト | LED4個 | LED17個 |
防水機能 | なし | あり |
色調調節 ライト |
なし | あり |
容量 | 16GB |
8GB (16,980円) 16GB (17,980円) |
Amazon Kids+ | 1年間追加料金なしで読み放題 | |
保証 | 2年間 (一定の適用条件あり) |
|
広告 | なし (Amazon Kids終了後は、 広告スクリーンセーバーが デバイスのロック画面に 表示される) |
なし |
「Kindle Paperwhiteのキッズモデル」は価格が高い分、機能も充実していますね。
【追記】2022年にリニューアルされたこちらの新モデルなら容量も解像度も良くなったので、Kindleのキッズモデルでも十分魅力!
但し、大きさや防水機能・バッテリーの持ちを重視するならKindle Paperwhiteのキッズモデル。
【2022.7.12追記】冒頭でもお伝えした通り、最近学習マンガがさらに大好きなわが子がたくさん読めるように、その後カラーで大画面&より鮮明に見られる「Fire HD 10 キッズモデル」を購入しました。
ちなみに「Kindleのキッズモデル」と「Kindle Paperwhiteのキッズモデル」は読書だけの端末ですが、
「Fire HD 10 キッズモデル」は、読書以外のコンテンツ(学習アプリやゲーム、動画など)も使える仕様。
【追記】ただ「Fire HD 10 キッズモデル」も読書専用で使えることがわかり大満足。子供が図鑑や学習まんがを読む際に重宝しています。(大人も使えます)
最後に
以上、買ってよかった「Kindleのキッズモデル」をご紹介しました。
あらためて「Kindleキッズモデル」のおすすめポイントと、気になる点をまとめてお伝えするとこちら。
・保証が2年
・可愛い
・Amazon Kids+の1年間の使い放題が付いてくる
・学習マンガも本によっては思ったより読みやすい
・子供向け機能も充実
・大人も使えて兼用しやすい
・白黒
・「ページめくり」がしづらい時もある
児童書や小説など読み物系を「読書」するのに特に向いています。
わが子は今のところ学習マンガばかりですが(^^;、活字好き、文庫好きなお子さんは特におすすめ。
ぜひチェックしてみてくださいね。
【追記】2022年にリニューアルされ容量も解像度も良くなった新モデルはこちら。
2021.9月~に発売された「Kindle Paperwhiteのキッズモデル」はこちら。
お読み頂き、ありがとうございました。