子どもが上手にスプーンやフォークを使えるようになると、次はお箸の出番…でもお箸って、いつから練習するのか、どうやって教えるのかなど気になりますよね。
今ではすっかり上手にお箸が持てるようになった現在5歳の我が子も、エジソン箸から使い始め、その後普通のお箸へと移行する際は、挑戦してはやめるというのを繰り返した時期もありました。
我が子がお箸デビューするまでの過程において、いつから練習したか、どうやって使えるようになったか、お箸は何を使って感想はどうだったか、などをまとめましたのでご紹介します。
エジソン箸は使った?いつから練習した?我が子のお箸デビューまで
エジソン箸は2歳から使いました
私が子供の頃はエジソン箸のような便利なものは無く(のはず…)、エジソン箸という存在を知ってから、絶対に良さそうだなと思っていました。
そして我が子が2歳になったのを機にエジソン箸を使い始めました。
トレーニング用のお箸とは言え、大人と同じ「お箸」が使えるようになって、我が子もとても嬉しそうでした。
最初はうまくつかめませんでしたが、すぐ慣れてからは、上手につかめるようになりました。
当時(2歳代)の写真です。
使ったお箸は、エジソンのお箸 右手用 ブルーです。
エジソン箸の特徴・デメリットは?エジソン箸を使った感想
エジソン箸は、このように親指、人さし指、中指をリング(輪っか)の中に入れて使うんですが、リング(輪っか)があるおかげで、正しい持ち方になるよう指の位置が固定されます。
先端はすべり止め加工されています。(↓人さし指用の輪っかは、3歳後半ごろ使ってて切れました(^^;)
↑親指用リングの下のほう(EDISONという文字の下)には、「薬指用サポーター」という薬指をあてるわずかな出っ張りがあります。
ちなみに普通のお箸同様、ここに薬指を当てながら使うのが正しい持ち方になるんですが…
薬指は固定されるわけではないため、我が子の場合、毎回「薬指用サポーター」から薬指が離れた状態で使っていました。このように、親指、人さし指、中指の3本だけで閉じたり開いたり。
食事をする上でこれはこれで特に問題は感じなかったので、この持ち方で使ってきました。
ただあとあと気づいたのがこの薬指の位置。普通のお箸への移行の練習の際に気づいたんですが、上記の持ち方に慣れていると、普通のお箸を持つときに、薬指をうまくお箸に当てたまま持つことができず、我が子は少し苦戦しました。(←後述します。)
が、それを含めても、我が家はエジソン箸を使ってよかったと思っています。
理由としては…
・子供が大人と同じ「お箸」が使えて嬉しそうだった
・「お箸」のおかげで、得意気に積極的に食べる場面が多かった
・スプーンやフォークではつかめにくい「うどん」などがつかみやすくなり、子供も食べやすそうだった(外食のときもジップロックに入れて持参していました)
・普通のお箸に移行する際、薬指の位置に最初苦戦しましたが、それ以外は変な持ち方、変なクセがつかずに練習できた
などが挙げられます。
ちなみに、周りでも、エジソン箸を使っているお友達が数多くいた一方で、
エジソン箸(トレーニング箸)を使わないまま普通のお箸が持てるようになったというお友達もいましたし、エジソン箸を嫌がるというお友達もいました。
また口コミなどを見ると、合わなかった、練習にならなかった、という方もいるようです。
エジソン箸(トレーニング箸)を使うのがいいかどうかは個人差があるようですね。
個人的にはエジソン箸を使ってよかったので、とりあえず試しに使ってみるのも一案かと思います。
エジソン箸からお箸デビューまでの道のり
2歳9カ月頃、普通のお箸との出会い&まぐれで使えた
エジソン箸を2歳で使い始めて、その後2歳9カ月頃なんですが、外食した際にレストランの方が子供用の普通のお箸をもってきてくれました。
これが普通のお箸との出会いだったんですが、我が子は嬉しくて初めて使ってみたところ…
なんと上手に持てて、しかも、おかずもつかめたのでビックリ!思わず撮ってしまった、その時の写真です(^^)
変な持ち方をせず、上手に使えたのは、エジソン箸のおかげだと思いました。
これを機に一気にお箸デビューか!?と思いきや、この時はまぐれだったようです(笑)
その後、子供用の普通のお箸を準備して時々使ってみたんですが、うまくいかず…
結局、しばらくエジソン箸だけの使用に戻りました。
3歳台は、試しては断念の繰り返し
その後3歳になってからは、時々私のほうから「これで食べてみる?」と普通のお箸を登場させるようにしました。我が子も時々気が向くと、「これで食べる―!」と普通のお箸を食器棚から持ってくるようになり…
毎回「いちどは挑戦、でもうまくつかめず、即断念」という状態でした。
(持ち方だけは、エジソン箸のお陰か、指をグーにして握るなどの変な持ち方をすることなく持てていました。)
試しては即断念の状態が続きましたが、その間、無理矢理練習させてお箸嫌いにさせたくなかったので、即断念しても、無理強いせずにそのまま見守っていました。
4歳直前でお箸デビュー
そして、いよいよ4歳になる1カ月前程、そろそろ本格的にお箸デビューしてもいい時期かなと思い、ちゃんと教えながら普通のお箸で練習してみることにしました。
何度か練習していると、前述した薬指の位置がどうやらネックになっていることに夫が気づき、「薬指がお箸から離れないよう持ってごらん」というアドバイスをきっかけに、急に上達。
コツをつかんだら、一気に正しく持てて、上手に使えるようになりました。
プチトマトもバッチリ!
こうして、4歳になる直前にお箸デビューしました。
以上、お箸デビューまでの経過をまとめてみると、
●2歳でエジソン箸を使い始める
●2歳9カ月に、普通のお箸を初めて使い、まぐれで使える
●その後3歳台は、試してはやめるの状態が続き、
●4歳になる1カ月前頃に普通のお箸を本格的に練習することに
●何度か練習したのち、薬指の動きを覚えたら一気に上達
●4歳直前でお箸デビュー
という感じになります。
現在使っているお箸は「六角知能ばし」
上記写真にもありますが、エジソン箸を卒業してからは、箸匠せいわ 六角知能ばし ポポとミミ 子供箸 (15cm(4才用), グリーン)を使っています。
最後に
以上、エジソン箸についてや普通のお箸が使えるようになるまでの過程などをご紹介しましたが、お箸トレーニングについてご参考になれば幸いです。
練習開始の時期やお箸が持てるようになる時期は、個人差があると思いますので、ゆったり気長にお箸トレーニングを楽しみながらお箸が使えるようになるといいですね。
こちらの記事では、我が家で有効だった食べこぼし対策についてご紹介しています。
お読み頂き、ありがとうございました。