パンこねができるフードプロセッサーが欲しくて、いろいろ検討した結果、レコルトの『フードプロセッサー コンボ』という商品にしましたのでご紹介します!
詳細は後述しますが、レコルトの『フードプロセッサー コンボ』の以下の点が決め手となりました。
- パンこねができる
- ステンレスボウルも付いてくる
- リーズナブルな価格(9,900円)
- 洗いやすい構造
- 氷もOK
逆にレコルトの『フードプロセッサー コンボ』の気になったデメリットはこちらでしたが、メリットのほうが上回ったので購入決定。
- 食洗機不可
- 大根おろしや千切り不可
- パンこね時の粉類の総量は250グラムまで
実際にパンを焼いたので後半に記載していますが、4分弱という短時間でパン生地ができてビックリ。時短になってGOODです。
以下、詳しくご紹介します。
パンこねができるコスパのいいフープロはどれかな。
パンこね以外にも機能が充実したフープロが欲しいな。
レコルト『フードプロセッサー コンボ』を買った人の感想を知りたい。
という場合のご参考になれば嬉しいです。
レコルト『フードプロセッサー コンボ』わが家の口コミ!パンこねが決め手!
パンこねができるフープロ探し
わが家は昔、ホームベーカリーを使っていた時期もありました。
こねから焼成までお任せできるのは良かったのですが、
何年か使っているとパンケースのテフロンが剥がれてきたり、軸のハネが劣化してきて膨らみが悪くなったり。
定期的にパンケースの買いなおしが必要になることを実感しました。
その後ホームベーカリーを使うことがめっきり減って、パン作りからはしばらく遠のいていましたが…
フープロでもパンこねができることは以前から知っていたので、今回思い切って購入することに。
パンこねができるフープロを探し、いろいろ情報収集して最終的に決定したのが、
今回購入したレコルトの『フードプロセッサー コンボ』。
2022年10月20日に発売された商品で、パンこねもできるフープロとしては知る人ぞ知る商品かも?!
ちなみに最後まで候補だったのがクイジナートのこちらの1.9L 『フードプロセッサーDLC192J』。
候補だったクイジナートのDLC192Jと、レコルトのコンボとの大きな違いを比較表にするとこちら。
メーカー | レコルト | クイジナート |
品名 | コンボ | DLC192J |
容量 | 1,000ml | 1,900ml |
パンこね時 粉最大量 |
250g | 300g |
値段 | 9,900円 | 29,000円 前後※1 |
容器 | 2種類 ・プラスチック ・ステンレス |
1種類 プラスチック |
コード長さ | 約1m | 約1.5m |
重量 | 約1.4kg | 約5.1kg |
消費電力 | 300W | 300W |
定格時間 (連続使用時間) |
・ブレード1分 ・こね/泡立てパーツ各4分 (動作後約30分以上休止) |
10分 |
食洗機 | × | 〇 |
カッター等の 付属パーツ |
3種 | 6種 |
氷 | 〇 | ×※2 |
大根おろし キャベツ千切り |
× | 〇 |
※2クイジナートの取扱説明書(PDF)としては氷はNGになっていますが、家庭用氷なら自己責任で作っている方もいるようです。
クイジナートのほうは、価格が高い分スペックも高し。業務用機種と同じ耐久性なのもGOOD。
特にパンこねができる粉容量が300gまでOKなので、1斤分作れるのが魅力でした。
ただ水分の多い生地には向いていないようなのと、ブレードの裏の溝がレコルトより深くて洗いにくそうなのは気になりました。
対してレコルトは粉類250gまでなのが惜しい点。
ただその分価格も手頃で、他にも自分にとって重視したいポイント(軽さ・氷OK・ステンレス容器も付く・パーツ裏の洗いやすさ)が勝ったので購入を決めました。
なお、他メーカーからもパンこねが可能なフープロは出ていましたが、私が調べた限り、どれもパンこねできる粉容量が少量(150gまで=食パン1/2斤分)と少なかったので選択肢から外しました。
ちなみにレコルト『フードプロセッサー コンボ』の粉最大量250グラムに適したパン型も探して購入。
↑こちら。0.75斤のミニ食パンが作れるサイズ。小麦粉(強力粉)の量は200~220gぐらいのレシピに適しています。
レコルト『フードプロセッサー コンボ』に決定
というわけで、レコルトの『フードプロセッサー コンボ』に決定。冒頭でもお伝えした通り、決め手となったポイントはこちら。
- パンこねができる
- ステンレスボウルも付いてくる
- リーズナブルな価格(9,900円)
- 洗いやすい構造
- 氷もOK
逆にレコルト『フードプロセッサー コンボ』のデメリット・できないことは以下の点。
- 食洗機不可
- 大根おろしや千切り不可
- パンこね時の粉類の総量は250グラムまで
パンこね機能の他に、上記の点も譲れない条件の場合は『フードプロセッサー コンボ』は向いていないですが、それ以外なら必見。
今回レコルト『フードプロセッサー コンボ』はいろいろなショップで売られていましたが、
(2023.5月購入当時)価格に違いは無い中で、楽天の plywood(プライウッド)というショップで購入することに。
レビューを書いて貰える【選べる2大特典付】の1つが欲しいグッズ(白雪ふきん)だったので(^^)
「あす楽」が可能で、すぐに届いたのも嬉しいポイントでした。
レコルト『フードプロセッサー コンボ』を開封
早速届いたレコルトの『フードプロセッサー コンボ』を詳しくご紹介。
箱が何ともかわいらしい↑
中身の梱包もしっかり&丁寧。
電源プラグの先にはカバーまで付いていてビックリでした(^^)
中身一式はこちら。
パーツは、左から、泡立てパーツ・こねパーツ・ブレードの3種類(付属のブレードカバーは、保管時のケガ防止に、捨てないのがおすすめです。)
これらで「刻む・混ぜる・練る・つぶす・砕く・泡立てる・こねる」の7役をこなします。
ブレード | 刻む・混ぜる・練る・つぶす・砕く |
泡立てパーツ | 泡立てる |
こねパーツ | こねる |
購入前に気になっていたパーツ裏の溝の深さは…
思っていたより浅めでホっ。以前使っていた景品でもらったフープロは、軸の部分が深くて洗うのが難点だったので(^^;
↑生地が中に入り込んでも爪楊枝などで取り除けます(後述)。
ブレードは刃が4枚も付いていて切れ味に期待。指のケガにも注意。
ボウルが2種類付いているのもレコルト『フードプロセッサー コンボ』の特長の1つ。どちらにもMAXラインがあって1回に入れる材料の最大量がわかるようになっています。
↑ステンレスのボウルは、匂いが残りそうなものや、油分の多いものの調理時に重宝。
しかもこの『フードプロセッサー コンボ』には、容器用の蓋(写真左)と滑り止め用のマット(写真右)も1枚ずつ付いているんです。コレは助かる~
容器用の蓋はプラスチックのボウルにピッタリサイズ。このまま保存容器として使えてGOOD。パンの発酵の際にもそのまま使えます。
ステンレスボウルにはジャストサイズでは無いですが、上から被せて使えます。
というのも…ステンレスのほうがやや小さめになっていて、収納時にこのように重ねて保管できるんです。
滑り止め用のマットはこんな感じでボウルの下に敷けば、滑りにくくなってGOOD。
↑パンこねの時はボウルや本体がすごく揺れて動いたので、このマットは必須!
取扱説明書はこちら。レコルト公式サイトの商品ページからもPDFで中身を見ることができます。
使い方は取扱説明書にもある通り…
パーツをボウルのシャフトピンに差し、
凹凸部分を合わせてボウルカバーを付け、
マークを揃えて本体をセット。
あとはしっかり押さえながら、プッシュボタンを押せばOKです。
実際にやってみると…
ボウルとボウルカバーの凹凸部分(それぞれ赤丸部分)を合わせた状態で、
ボウルカバーを付けたら…
本体の▼マークと、ボウルカバーの▲マークを揃えて本体をセット。
※正しくセットされないと動かない仕組みになっています。
あとは電源プラグをコンセントに差したら、本体の上部を押せば作動します。
とてもシンプルな構造ですね。
ちなみに材料を入れるとき、シャフト(=パーツの上部分)に材料が付着してしまったら取り除きます。
↑なぜなら、このシャフト部分(赤丸のところ)は、
↓本体裏側部分のこちらと合わさるので。
プッシュボタンの操作は
・パルスプッシュ
・連続プッシュ
の2種類があります。
パルスプッシュ | 1回1秒程度を目安に、押す/離すを繰り返す *硬い材料を加工する時の操作方法 |
連続プッシュ | 材料が好みの状態になるまで押し続ける *材料を滑らかにする時の操作方法 |
そしてパーツごとに使用可能時間が決められているので注意。
定格時間(連続使用時間)はこちら。
ブレード | 連続1分間動作 または合計1分間動作 ➡その後は30分以上休ませる |
泡立てパーツ | 連続4分間動作、 または合計4分間動作 ➡その後は30分以上休ませる |
こねパーツ |
取扱説明書には、1回に調理できる量の目安も掲載されているので参考になります。
↑氷がOKなのも嬉しいポイント。(※市販の硬い氷の場合は3-4㎝角)
メレンゲを作る際の卵白は5個分までOK。ケーキ作りなどでも活躍しそうです。
パン生地は、上述したように粉類250g以下までOKです。
※「小麦粉だけで250g」だけでなく、「小麦粉の他、砂糖、スキムミルク、塩など粉類合計での250g」です。
↑300gぐらいまでOKだったら良かったな~この点は惜しい~
ちなみに電源プラグの長さは約1m。
わが家にとっては、短すぎず長すぎず、丁度いい長さでした。
レコルト『フードプロセッサー コンボ』調理NGの材料
レコルト『フードプロセッサー コンボ』では、調理NGの材料もあります。
●硬く乾いたもの
(かつお節、コーヒー豆など)
●粘度が高くこびりつくもの
(飴、キャラメルなど)
●4㎝角以上の大きさの材料
●40℃以上の熱い材料
以上がNGなので、気を付けたいですね。
レコルト『フードプロセッサー コンボ』食洗機は不可
また食洗機は使用不可です。
本体以外は水洗いOK。
シンプルな構造なので洗いやすい点は気に入っています。
餃子を作ったあともステンレスのおかげで洗いやすかったです。
ボウルについているカバーのパッキンも外して洗えます。
レコルト『フードプロセッサー コンボ』レシピ本付き
レコルトの『フードプロセッサー コンボ』はレシピ本も付いていてGOOD。
かぼちゃやしょうが、ごまなど…素材ごとの作り方の他、
パーツごとのレシピも掲載されています。
(レコルト公式サイトのトップページ>レシピからも見ることができます。)
パンや、
ナン、
自家製ソースなどなど…作ってみたいものばかり(^^)
早速作ったものをご紹介。
レコルト『フードプロセッサー コンボ』でパンづくり
レコルト『フードプロセッサー コンボ』を選んだ最大の目的でもあったパンこね機能。
どんな風にこねあがるのか、出来上がりはどうなのか…購入前にいろいろ気になっていたけど、手軽に美味しくできて満足です!
レシピは外部のレシピサイトのものを参考にさせていただきました。(小麦粉の量を220g&卵無しで作ってみたかったので。)
<パン生地>
a強力粉…220g
a砂糖…22g
a塩…4g
aインスタントドライイースト…3g
b牛乳…85g
b水…82g
c無塩バター…22g
(引用:フーディストノート『パンの耳までふわもち!「ダブルソフト風食パン」』より)
粉類の総量は249gでギリギリセーフ。
パン生地の作り方は、レコルトに同封されていた説明書通りに行いました(こね時間の合計は3分40秒)。
① | 【1分間連続プッシュ➡30秒休む】を計2セット |
② | バターを入れる |
③ | 【20秒連続プッシュ➡30秒休む】を計5セット |
正直なかなか細かい作業で(^^;
慣れるまでは時間の計測が面倒な気がしますが、この通りにやればOKなので、判断に迷わなくて済むという点ではラクなのかもしれません。
なお、スマホのストップウォッチを使って時間を測りましたがちょっとやりにくかったので、次回はアナログの時計を近くにおいて時間を測ってみようと思います。
具体的に見ていきますと、
まずはバター以外の材料を入れたら【1分間連続プッシュ➡30秒休む】を計2セット。
あっという間に混ざりました。
次に室温に戻しておいたバターを投入!
【20秒連続プッシュ➡30秒休む】を計5セットやったら、完了。
なお、本体をしっかり押さえていないとすごく動いて電源コードも巻き付いたりするので、そこは要注意。
後半は徐々にモーターが温かくなってきました。音は思ったよりうるさくなくて、許容範囲内でした。
(なおモーターには、負荷がかかり過ぎると保護装置が働いて一時停止する機能が付いています)
こねパーツの裏には生地が入り込んでいましたが、溝は浅く、爪楊枝とスポンジ洗いで取り除けたのでこれも許容範囲内でした。
そして何より4分弱であっという間にパン生地ができて、驚きです(^^)
その後は一旦生地を取り出して丸めてボウルへ戻し、
蓋をして発酵待ち。ボウルをそのまま使えたり、蓋もあるのがやはり便利でした。
暖かい日だったので室温に置いて放置したけど、いっこうに膨らまず(笑)
レコルトのレシピ本にある通りに、60℃程度のお湯をいれたボールに入れてみたら、段々と膨らんできて…
無事に2倍以上に膨らみました(というより発酵し過ぎ 笑)
参考にした外部のレシピどおりにガス抜きや成形をして、型に入れ…
電子レンジの発酵機能を使って二次発酵。無事に膨らみホッ。
その後オーブンで焼いたら完成!ちょっといびつな形だけど無事に焼けてテンション上がりました!
焼きたてを思わずつまみ食い。フワフワで美味しかったです~
おかずやスープとも合う~
パンこねをあっという間にやってくれるので、時短になって素晴らしい。
他のパンにもトライしてみたいです。
レコルト『フードプロセッサー コンボ』でかき氷
お次はかき氷。
レコルト『フードプロセッサー コンボ』はクラッシュアイスもOKなフープロなので、子供も嬉しそう(^^)
家の製氷器で作られた氷を入れて、
(※市販の硬い氷の場合は3-4㎝角)
好みの大きさまでパルスプッシュを繰り返したら出来上がり。
材料が氷だけなので、洗い物も簡単です。
メープルシロップをかけてでき上がり♪ザクザクとした氷の食感で夏に食べたい1品です。
レコルト『フードプロセッサー コンボ』で餃子
餃子も手軽。
ニラは絡まりやすいので、小さめに刻んでから入れました。
肉は200g。ホントは肉400g分いっぺんに作りたかったけど、ニラも入れると容量オーバーだったので2回に分けて作りました。
周りにつく材料は時々ゴムベラで落としながら回せばOK。
あっという間に肉だねができました。
食べたときも、フワフワの食感で美味しかったです!
つくねにも向いてますね。
家族は手ごねのほうが好み(←肉が固まった感じが好みらしい)とのことでしたが、私はフープロの食感のほうが好みかな(笑)
それよりも一度に作れる容量が少な目な点が我が家にとってはネックなので、餃子は今後も手ごねで作ろうと思います(^^)
ちなみに『フードプロセッサー コンボ』を使って餃子の皮を手作りすることも可能です。作り方はレシピ本に掲載されています。
レコルト『フードプロセッサー コンボ』でドリンク
イチゴと牛乳、砂糖、メイプルシロップを一緒にまぜてイチゴミルクも作ってみました。
たっぷり作れて嬉しい&簡単美味でした。泡がすごい(笑)
残った分は蓋をして冷蔵庫に一時保管できたのも良かったです。
レコルト『フードプロセッサー コンボ』で調理してみて
実際にいろいろ調理してみた感想として…
①容量に制約があるので、餃子など一気にたっぷり作りたいときには物足りないスペック。
とはいえ、容量は1,000mlまでOKなので、ある程度の量はちゃんと作れて、コンパクトなのはメリット。
②あと、スライサーなどの付属品はないので、キャベツの千切りや大根おろしなどもフープロに任せたい場合は向いていないです。
逆にフープロにスライサーの機能を求めていないなら問題なし。
わが家もスライサーはこういうタイプのを使っていて事足りています。サッと使えてサッと洗えるのが嬉しい点。
③定格時間(連続使用時間)が短いのが気になりましたが(ブレード1分/こね・泡立てパーツ4分。動作後約30分以上休止)、
大容量で作るわけではないので、時間内に作れる印象。
「連続使用時間はもっと欲しい、時間を気にせずアレンジして色々作りたい」
という場合には向いていないですが、
「適量を手軽に作れればOK」
「レシピ本を参考に作れればOK」
なら、断然あり。
また私のように、カッターとしての役割は二の次で、
「それよりも、小麦粉200gぐらいのパンこねを短時間&手軽に機械に任せたい」
「時短でパンを手作りしたい」
場合にもどんぴしゃです。
決め手となったおすすめポイントと、知っておきたいデメリットを改めてお伝えするとこちら。
- パンこねができる
- ステンレスボウルも付いてくる
- リーズナブルな価格(9,900円)
- 洗いやすい構造
- 氷もOK
- 食洗機不可
- 大根おろしや千切り不可
- パンこね時の粉類の総量は250グラムまで
最後に
以上、パンこねが決め手となった、レコルトの『フードプロセッサー コンボ』をわが家の口コミとしてご紹介しました。
何だかんだ言って、これだけの機能がついて1万円以内で買えるコスパの良さはすごいなと思います。
ぜひチェックしてみてくださいね。
お読み頂き、ありがとうございました。