息子が3歳の誕生日の時に、祖父母が孫へのプレゼントとして自転車を贈ってくれました。
どの自転車にするかは親である私たちが選びましたが、最初ストライダーにしようかと情報収集していたところ、へんしんバイクに出会い結局へんしんバイクに決めました。
へんしんバイクを選んだ理由と、約1年半(下記の追記のとおり、3歳から5歳半まで乗りました。)乗っている感想を我が家の口コミとしてまとめました。
【2017.7.28追記】記事後半に、5歳になったときの乗り心地について追記しました。
【2018.8.3追記】現在子供は6歳になり、5歳半だったときの乗り心地と、計2年半乗って遂にへんしんバイクを卒業した話も追記しました。
へんしんバイクにして正解!3歳から5歳半まで乗りました!
へんしんバイクに出会うまで
最初、3歳から乗る自転車は当時から人気のストライダーがいいなと漠然と思っていました。
ストライダーとは
足で地面を蹴ってバランスを取りながら乗る、ペダルもブレーキも付いていない自転車です。
↑ こちらは、ストライダースポーツモデル(レッド)という商品ですが、公式ホームページによると、ストライダーには2種類あり、主な特徴は、
①ストライダークラシックモデル
・対象年齢:2~5歳
・価格:10,900円+税
・体重制限:27㎏
・重量:2.9kg
②ストライダースポーツモデル
・対象年齢:2~5歳
・価格:13,500円+税
・体重制限:27㎏
・重量:3.0kg
となっています。
(製品情報の詳細はストライダー公式ホームページをご覧くださいね)
重量が軽いので、持ち運びも楽で、子供でも簡単に起こせそうなのは魅力でした。
ただ、いずれも対象年齢が2~5歳でしたので、3歳のお誕生日のプレゼントとなると5歳まで残り2年。すぐに補助輪つきのペダル自転車に買い替えないといけなくなり、乗れる期間が短そうだなと思いました。
そこで、さらに情報収集していると「へんしんバイク」という自転車に出会いました。
へんしんバイクとは
最初はペダル無しで乗り、その後ペダルを取り付けて乗れる1台2役の自転車です。ブレーキも付いています。
主な特徴は、
・対象年齢:3~6歳(2~5歳児用には「へんしんバイクS」があります)
・価格:14,800円(税抜)
・体重制限:30㎏
・重量:ペダル無しのバランスバイクモード時 5.3kg、ペダル有りのキッズバイクモード時7.5kg
(製品の詳細情報はへんしんバイク公式サイトをご覧くださいね)
ちなみに今回我が家が購入したのは、2~5歳児用の「へんしんバイクS」ではなく、3~6歳児用の「へんしんバイク」になります。
へんしんバイクに決めた理由
へんしんバイクなら、
・1台でペダル無しとペダル付きの両方が楽しめる
・ちょうど対象年齢通りの3歳から乗れて、補助輪付き自転車への買い替えも不要
という点が決め手になり、我が家はへんしんバイクを選びました。
へんしんバイクの感想~3歳から4歳半
乗れるまでの経緯
3歳のお誕生日では、足が完全に地面に着かず
3歳のお誕生日に最初にまたがった時は、サドルを一番低くしても、このように完全に足が地面に着きませんでした。(追記:3歳のお誕生日の時点での身長は94.5㎝でした。)
足がぴったり地面に着くようにすると、このようにお尻がサドルより前になってしまう状態でした。「乗る」というより「またいで歩く」という感じでした。
しばらくは公園に行ってもこのような状態が続きましたが、自分の自転車に乗れるのが嬉しそうで、我が子はニコニコと自転車にまたがって歩いていました(^^)
3歳3ヵ月で足が地面につくように
それから少しずつ背も伸びてきて、数カ月経ったころには、サドルの先にちょこっと座りながら足が地面に着くようになりました。
そして、足で地面を蹴りながらだんだんと乗れるようになってきました。
3歳7カ月からバランスバイクを満喫
その後3歳7カ月ぐらいから、地面を蹴ったあとスーッと足を地面から長く離して乗れるようになりました。
ここから4歳になる直前までは、スーイスイッと走ったり、曲がったり、ブレーキで止まったり…とペダル無し自転車(バランスバイク)としての乗り心地を満喫しました。
4歳の直前でペダルを取り付け
こうしてペダル無し自転車(バランスバイク)を十分に楽しんだあと、4歳になるのを機にペダルを取り付けることにしました。
最初は、バランスを取ったりペダルをこぐのに戸惑ってうまく乗れませんでした。親がハンドルを支えたり、腰を支えたりしながら、休日のたびに何回か公園に行って練習したところ、ついに独りで乗れるようになりました。
独りでバランスをとって乗れるようになると、すぐに踏み込んで乗れるようにもなり、どんどん上達していきました。
4歳半、ペダル自転車を満喫中
それから現在4歳半にかけて、すっかり自転車を乗りこなせる状態になりました。
スピードを上げて走ったり、
スピードにのって足を上げてみたり。
とっても楽しんで乗っています。
しっかりした作り
ベルや、前後ブレーキが付いていて、ハンドルも握りやすいです。
タイヤもしっかりしています。
ペダル付き自転車(スポーツバイク)に変身したあとは、前反射板と、
後反射板も付きます。(取扱説明書によると、前後の反射板は、ペダル無しの時でも取付は可能とのことですが、その分ハンドルとサドルが高くなるそうです。)
ペダル付き自転車(スポーツバイク)への変身後は、オプション(有料)でスタンドも取付可能になります。我が家は店舗で付けてもらいました。これがあるとやはり便利ですね。
へんしんバイクにして正解
1台2役はやはりよかった
3歳代はペダル無しを楽しみ、4歳代からはペダル有りを楽しめて、1台2役の良さを実感しています。お気に入りの自転車にペダルを付ける時は、我が子もとっても嬉しそうでした。
ペダル取付後も、慣れている車体なので乗りやすそうでしたし、足がしっかり地面につくので、安定感がありました。
タイヤのサイズは12インチなので、5歳、6歳になると少し小さく感じるかもしれません。サドルを高くすれば問題なさそうですが、子供の背丈などの成長にもよりますし、なるべく長く乗れたらいいなと思います。
ペダル付きへの移行が簡単だった
我が子は、公式サイトに紹介されているような「30分」では乗れませんでしたし(^^;、何度か親がハンドルを支えて練習する必要はありましたが、それでも4歳になりたてで補助輪なしのペダル付き自転車が乗れるようになったのは驚きでした。
私が子供の頃は
①まずは補助輪付き自転車に乗る→
②補助輪を外して猛練習→
③独りで自転車に乗れるようになる
というように、補助輪付き自転車が当たり前でした。
補助輪の存在なしで乗れるようになる「へんしんバイク」は画期的だと思いました。
ブレーキもあってよかった
購入前はあまり重視していなかったブレーキについても、軽い坂道でも乗りやすく、靴底が擦り減ることもなくて、あってよかったと思いました。
重いけど、気にならなかった
重量については確かにストライダーより重いですが、1台2役の機能を重視したので、我が家では気になりませんでした。
へんしんバイクは公道は走れるのか?
公道を走れるかという疑問は、公式サイトのQ&Aに回答が記載されていました。
- バランスバイクは、公道で乗れません。スポーツバイクモードでは、前後ブレーキ、反射板など、自転車に必要な安全装備は揃えています。私達が公道での使用をお勧めしてないのは、お子さまの年齢を考慮しての判断です。なお、へんしんバイクはそのサイズから乗用玩具に分類されます。
引用:公式サイト
【2017.7.28追記】5歳の時の「へんしんバイク」の乗り心地は
先月5歳を迎えた我が子ですが、こないだへんしんバイクを乗りに公園へ行ってきました。
久しぶりだったので、タイヤに空気も入れました。
↑ちなみに空気入れは、アマゾンで購入したパナレーサー 空気入れ ミニフロアポンプ 米式/英式/仏式バルブ対応 [フットステップ装備] BFP-AMAS1を使っています。
背も伸びてきて、身長は、現在約108㎝。サドルを少し上げて…
足がちょうど良く着く高さに。
サドルを上げたため、最初は今までの乗り心地と少し違う様子でしたが、すぐに慣れて楽しく乗りました。
スピードを上げたり、グルグル大きく回ったり…小回りが効いて、乗りやすそうでした。
5歳になっても、違和感なく乗れています。足がしっかり着いて、安定感があるのがやはりいいなと思いました。まだまだ楽しめそうです(^^)
【2018.8.3追記】5歳半のときの乗り心地&遂にへんしんバイク卒業
その後先日6歳の誕生日を迎えた我が子ですが、まずは5歳半のときにへんしんバイクを乗った際の様子を追記します。
これが5歳半当時の写真。身長は約112㎝でした。
すっかり乗り慣れたへんしんバイクなので、
スイスイと簡単に乗りこなしてました。
↑たださすがに身体に対して自転車が小さくなってきたなーという感じ。
へんしんバイクの対象年齢が【3~6歳】だったこともあり、その後我が子は6歳の誕生日に向けてそろそろへんしんバイクより大きい自転車を探すことになりました。
そして5歳半のときに下調べで色々と見て回っていたところ…
アイデスの「ディーバイク エクストリート (20インチ)」という自転車に出会い、遂にへんしんバイクを卒業しました。
「ディーバイク エクストリート」 は20インチですが、「年齢目安:5.5歳~」「身長目安:108cm~」となっていて当時の我が子でもちょうど乗れそうだったので、6歳の誕生日を待たずして乗り換えました。
これが「ディーバイク エクストリート」。5歳半当時の写真です。
そして、へんしんバイクに乗れていたおかげで、↑この20インチの自転車もすぐに乗ることができました。
12インチのへんしんバイクから、一気に20インチの自転車への乗り換えで、親としては補助輪なしでも乗れるのかドキドキしましたが、すぐにバランスをとって乗れていました。
結局我が子は補助輪を一度も経験することなく、20インチの自転車まで乗れるようになり、へんしんバイクさまさまです(^^)
3歳の誕生日からへんしんバイクに乗り始め、5歳半までの2年半、へんしんバイクにはお世話になりました…ありがとう!へんしんバイク!
「へんしんバイク」の購入方法は2通り
「へんしんバイク」の購入方法
①公式サイトか
②取扱店舗のどちらかになります。(取扱店舗はショップリストから確認できます。)
PC版公式サイトに下記の記載がありますが、楽天やアマゾン、ヤフーなどでは販売していないとのことです。また、ピンクと黄緑が欲しい場合には、公式サイトでしか手に入らないようですね。
* 公式サイト限定カラー ピンク、黄緑は店舗で取扱いがありません。
※ 楽天、アマゾン、ヤフーなどでは販売しておりません。
取扱店舗は全国900店舗以上、スポーツデポ、ゼビオ、イトーヨーカドー、オリンピック、
サイクルスポット、ダイワサイクル、他全国の自転車店で取扱中。引用:公式サイト
「へんしんバイクS」の購入方法
2~5歳用の「へんしんバイクS」の購入方法も、
①公式サイトか
②取扱店舗(一部店舗は除く)のどちらかになります。
(「へんしんバイクS」も、楽天やアマゾン、ヤフーなどでは販売していないとのことです。)
ちなみに公式サイトを見ると、「へんしんバイクS」を購入できるのは公式サイトからだけのように見受けられましたので、念のため電話で問い合わせてみました。
すると、以前は「へんしんバイクS」を購入できるのは公式サイトからだけだったらしいですが、現在は、取扱店舗でも(一部店舗は除く)在庫があれば購入できるようになってきているとのことでした。
【2017年6月25日追記】「へんしんバイクS」の取扱店舗の情報についても、公式サイトに記載されるようになっていました。
※ へんしんバイクS 青、赤は、アルペン/スポーツデポ、
スーパースポーツゼビオ、イトーヨーカドー、 オリンピック、イオン九州 の各店舗で取り扱っております。
在庫については、各店舗までお問い合わせください。
店舗で購入したい場合には、お近くの取扱店舗に「へんしんバイクS」の在庫があるか問い合わせてみるのがいいですね。
また、「へんしんバイクS」の色は【赤・青・ピンク】の三種類で、ピンクは公式サイト限定のようです。
本体送料・代引き手数料が無料中
2017年1月31日(記事執筆時)現在、公式サイトにあるとおり、本体の送料と代引き手数料が無料となっています。ネット限定カラーを送料無料で手に入れるチャンスですね。(【追記】2018年8月14日現在も無料となっていました。)
本体:1,000円(税抜) / 1台、スタンド:700円(税抜) / 1配送
本体とスタンドを同時購入の場合、送料は1,000円(税抜)となります。
スタンドのみ:700円(税抜) / 1配送
※ ただいま本体送料・代引き手数料無料引用:公式サイト
なお、ご紹介した情報は記事執筆時(2017年1月31日)のものとなりますので、最新情報は公式サイトをご確認下さいね。
「へんしんバイク」の組み立てについて
我が家は安全のため、組立全てを自転車店でやってもらいたかったので近所の取扱店舗で購入しました。
店舗だと購入前に自転車にまたいだり、現物が見られたのでよかったです。
なお、公式サイトで購入した場合は、下記にある通り9割は組み立てられた状態で届くので、残りは自分で組み立てて完成です。
- へんしんバイクは、バランスバイクとして90%組み立てられた状態で届きます。
1)付属の簡易工具でハンドルの取付、サドルの高さ調整する。
2)付属の簡易空気入れで空気を入れれば、完成です。
ブレーキは安全のため 前輪:かるめ、後輪:きつめ で調整しております。
女性でも十分組み立てられますがお子様の安全のため、
お近くの自転車店で点検をして頂くとさらに安心です。引用:公式サイト
そして、ペダル付き自転車へ移行するためのペダルシステムの取付は、下記でも勧めているように、我が家はまた同じ店舗に持ち込んで、取り付けてもらいました(有料)。
- お子様の安全のため、自転車店でペダル取付をしてもらうようお勧めしています。ブレーキの調整も自転車屋さん任せという日本では、お子様の安全面を第一に考え、お近くの自転車屋さんでの取付を勧めています。(日本では自転車整備士の資格を持った人が整備を行います)
(後略)
引用:公式サイト
なお、電話で問い合わせた際に聞いたんですが、組み立ての工賃は店舗によって異なる場合があるそうです。
最後に
以上、ストライダーではなく、「へんしんバイク」を3歳から5歳半まで乗った我が家の口コミをご紹介しました。
兄弟姉妹がいれば、お下がりでまたペダルを取り外してバランスバイクとして乗ることが出来る点もいいですよね。
どの自転車を選ぶかは、お子さんの年齢や体格、好みなどによって変わってくるとは思いますが、我が家は1台2役の補助輪なしで乗れる「へんしんバイク」にして正解でした。
自転車選びのご参考になれば幸いです。
お読み頂き、ありがとうございました。