【カランメソッド】カランキッズと比較。大人はどっちがいい？

ネイティブキャンプでカランメソッドを3年ぶりに再開。

 

再開時、カランメソッドのキッズ版「カランキッズ（正式にはCallan for Kids）」にしようか迷い、

・カランキッズを数回受講したり、
・カウンセラーにどちらがいいか相談したり、

しながら、

 

結果、通常のカランメソッドを受講することにしました。（現在カランメソッドのステージ2を受講中）

「通常カラン」と「カランキッズ」をどちらにしようかと決める中で、両者の違いや向いている人がわかったので、体験談を交えながらシェア。

 

詳細は後述しますが、結論だけ先にまとめてお伝えしますと…

 

「通常カラン」と「カランキッズ」の一般的な違いはこちら。

ネイティブキャンプで受ける場合の、両者のシステム上の違いについてはこちら。

どちらがいいかは今のレベル、目指したい到達レベル、予算等で異なりますが、まずおすすめな人を挙げるとこちら。

と言っても、カランキッズ⇔通常カランへの移行も可能なので、実際に受けてみて判断するのがGOOD。

 

私自身も「通常カラン」➡「カランキッズ」➡「通常カラン」と渡り歩いています(笑)

 

ちなみに「通常カラン」にした理由はこちら（詳細は後述）。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

※現在私自身がネイティブキャンプを利用中。別記事で、1,000円offクーポンが貰えるお友達紹介キャンペーンのリンクもご紹介しているので、ぜひご利用くださいね(上記キャンペーンとの併用も可能です)。

【カランメソッド】カランキッズと比較。大人はどっちがいい？

カランキッズとは？

カランメソッドはイギリス発祥の英語教授法で、そのキッズ版が「カランキッズ（正式にはCallan for Kids）。

 

「そもそもカランメソッドって何？」という場合はこちらの動画をチェックしてみてください。

「通常カラン」のキッズ版「カランキッズ」は中学生レベルから始められ、イラストも多く小中学生向け。大人の受講もOKです。

 

キッズ版と言えども中学生レベル（英検5級レベル～）は必要になります。

 

しかも話すことに慣れていないと、キッズ版でも「口が回らず難しい💦」と感じます(^^;（詳しくは後述）

 

「カランキッズ」のルールは「通常カラン」と同じで以下の通り。

「カランキッズ」の魅力も「通常カラン」と同じで以下の通り。

という疑問に応えて、詳しく解説していきます。

カランメソッドとカランキッズを比較

冒頭でもご紹介したとおり、「通常カラン」と「カランキッズ」の一般的な違いを比較表にしたのがこちら。

一般的な違い

上記にある通り、大きな違いはステージ数や、全ステージ終了時の達成レベル、教材の内容。

 

異なる点を詳しく見ていきます。

ステージ数が違う

「通常カラン」は全12ステージあるのに対し…

「カランキッズ」は全6ステージ。

「カランキッズ」はステージ数が少ない分、ステージ制覇までの道のりが短くて、モチベーションを維持しやすいのがメリットではないでしょうか。

達成レベルが違う

まず、スタートする際のステージはどちらも最低中学レベル（英検5級～）の英語が必要になります。

 

ただ「通常カラン」のほうは、ネイティブキャンプで受けたカウンセリングの方曰く、「英検3級位あるほうがより良いとのこと」でした。←確かに段々レベルが難しくなってくるので納得。

 

そして「カランキッズ」と「通常カラン」の達成レベルは、「カランキッズ」はCEFR A2(英検準2～2級ぐらい)、「通常カラン」はCEFR C1(英検1級ぐらい)と異なります。

 

「カランキッズ」を終えてから、あるいは途中の段階で、さらに上をめざして「通常カラン」に移るのも手。

 

なお「カランキッズ」➡「通常カラン」に移行する場合でも、「通常カラン」の開始ステージはレベルチェックにより決まります。

 

また逆に「通常カラン」➡「カランキッズ」に移行するのもOK。但しその場合「カランキッズ」の開始ステージは一律ステージ1からになります。

 

ちなみに「キッズ版」だからと言って決して「カランキッズ」が簡単というわけではなく。

 

リーディングパートではテキストを音読するので、英語が読める必要がありますし、

 

またスピーキングに慣れていないと、be動詞とか冠詞とかをすぐに適切に言えなかったり、先生の言っていることが聞き取れなかったり…。

 

「カランキッズ」のレッスンの雰囲気はこちらの動画が参考になります。

次にご紹介するのが、教材の内容が違う点について。

内容が違う

「通常カラン」だと表現内容や題材（環境や社会などなど）が大人向けになりますが、

 

「カランキッズ」だと初級者になじみのある英文法や単語、かつ題材も日常生活や子供の興味にまつわるものなどになっています。

 

「キッズカラン」について、「通常カラン」との内容的な違いを改めてネイティブキャンプのサポートにも問い合わせてみました。そして頂いた回答がこちら。

子供の趣味や知識に合わせて作られています。

そして、大人のカランメソッドには「文法用語（動詞、副詞などの用語）」が出てきますが、キッズコースにはそういう用語は出てきません。
※adjectiveやpresent simpleなど多少はでてきますが、通常カランに比べたら多くありません。

子供が日常の中で使うような言葉（grandpa, grandmaや動物の名前など）が取り上げられています。
（問い合わせの回答より引用）

文法用語が少ない点も「カランキッズ」の特徴とのこと。

 

さらに「カランキッズ」では、以下のようにアクティビティも盛り込まれているとのことでした。

キッズコースには「定期的に楽しいゲームやクイズをやる」という内容が盛り込まれています。そういったアクティビティーを通して前に覚えた英語をもう一度楽しく復習する事が出来ます。

子供向けの教材は大人の教材より大きくて読みやすいです。そして、子供の教材はカラフルでイラストが沢山入っています。
（問い合わせの回答より引用）

「カランキッズ」の教材にはイラストがあるので、理解の助けになったり、見やすくなったりするのがメリットですね。

 

カラン機構の公式サイトやネイティブキャンプの公式サイトに、「カランキッズ」のサンプルページが見られるようになっているのでチェックしてみてくださいね。

★カラン機構のサンプルページはこちらから。
★ネイティブキャンプのサンプルページはこちらから。

 

「カランキッズ」のスピード感は「通常カラン」に比べやや遅めとのことで、初心者には助かります。

通常カランに比べてスピード感はやや遅いです。
目安として英検5級、またはTOEIC350点レベルの方が対象となります。
中学英語レベルの知識がありトレーニングをされたい方、基礎から英会話を学習されたい大人の方におすすめとなります。
（問い合わせの回答より引用）

システム上の違い

次に、ネイティブキャンプで受ける場合の、両者のシステム上の違いについても詳しくご紹介。

開始ステージの決め方が違う

上述したように「通常カラン」の場合は最初にレベルチェックがありますが、「カランキッズ」の場合は一律ステージ1からのスタートになります。

１ステージを終えるまでの必要なレッスン目安が違う

1つのStageを終えるのにかかる時間について、公式サイトの【よくある質問】に「通常カランは約40回のレッスン (約17時間) は必要」の旨の回答がありました。

 

質問：「カランキッズ」は、1つのStageを終えるのにどのぐらい時間がかかるのでしょうか。

回答：１つのステージ平均：約50回前後レッスンが必要となります。
※個人差がございます。

どちらも個人差はあるものの、目安がわかると見通しも立ってGOOD。

 

「カランメソッドは英語脳を鍛えるレッスン」とのことで、受講間隔は空けずに、定期的な受講が推奨されているので、出来れば毎日受けていきたいですね。

テキスト価格が違う

テキストの価格も異なり、結構大きな差があります。

 

「通常カラン」は全12ステージまであるので、全ステージ制覇となると（移行した場合も含め）、その分テキスト代やレッスン料（予約コインまたは受け放題オプション代）が「キッズカラン」よりもかかります。

 

ただ単純にステージ6までのテキスト代だけを比較すると「通常カラン」のテキストのほうが安いです。

ただ私自身「復習のためにはテキストはあったほうがいい」というのが感想。

 

段々レベルが上がってくると英文を確認しないとわからない点が多々でてくるので(^^;

私は「通常カラン」ステージ2のebookを購入しました。

【2023.11月追記】以下のように2024年中に新テキストに切り替わる旨が発表されました。

※2024年の2月以降、新エディションへの切り替えを進める予定でございます。こちらの改定では教材内容の一部変更が含まれるため、教材の一括購入は控えていただくことをお勧めします。
ただし2024年6月までは現在ご利用中の旧エディションでもレッスンが可能です。（公式サイトより引用）

私も１冊ずつ購入していこうと思います。

 

冊子か電子テキスト、それぞれおすすめな人を別記事にまとめましたので、併せて参考にしてみてくださいね。

対応講師の数が違う

「カランキッズ」対応の講師は、「通常カラン」の講師と比べると少ないです。

 

中には「通常カラン」には対応していても「カランキッズ」には対応していないという講師もいます。

 

「カランキッズ」対応の講師は、子供に教えられるスキルがある講師ということ。

 

相性の合う講師だとレッスンもやりやすくなるので、お気に入りを何人か見つけておくのがおすすめです。

自習システム

「カランキッズ」については【Callanリーディング】という自習システム（無料）が利用不可（非対応）となるので念のためご注意くださいね。

（【Callanリーディング】は、ネイティブキャンプが提供している音読の練習ができる自習システムです）

カランキッズと通常カランの両方を体験してみて

次に「通常カラン」「カランキッズ」の両方を受けてみた感想をご紹介していきます。

 

まずはこれまでのカランメソッドの受講歴を時系列でお伝えするとこちら。

3年前に約1カ月間、「通常カラン」ステージ1の途中まで受けてみた時の感想は

と、デメリットばかりの印象しかなくて、当時はカランメソッドに魅力を感じず撤退。

 

（なおカランを受けた当時の頃のスピーキングテスト日常英会話のレベルは5でした。今になって思うのは、当時、単に自分の実力が低くてカランに付いていけてなかったんだなと^^;）

 

その後、一旦ネイティブキャンプを離れ、独学でオーバーラッピング練習したり、リスニングを強化したり。

 

また別のオンライン英会話スクールでシャドーイングなどをしたりしてきました。

そして次に、色々な講師と、より多く話せる機会を作るべくネイティブキャンプを再開。

 

デイリーニュースを中心に受けていましたが、自分自身の「瞬発力がない」「話すときの文法が乱れがち」なのを改善したいと思い…

 

「瞬発力やスピーキング力を鍛えるのにカランメソッドはやっぱりいいのではないか」と思い直し、再度受けてみようと決心。

 

「カランキッズ」のほうがより負荷が軽いかなと思い、まずは「カランキッズ」を数回受講してみることにしました。

 

すると、以前受けた時に比べ、自分自身、

・カラン独自のルールを分かった上で臨めた、
・以前よりはスピーキングやリスニングがマシになっていた

こともあって、以前より受けやすいと感じました（前より少しは上達しててホッ 笑）。

 

ただ「カランキッズ」も「通常カラン」と同様に、先生の言ったことにどんどん付いていくシャドーイングのスタイル。

 

シャドーイング自体、負荷の高い学習方法なのでなかなかハード。少し文が長くなると口が回らない時もあり(^^;

 

キッズ版だからと言って簡単というわけではなかったです(笑)

 

先生の質問に即座に答える点では、「通常カラン」と同じように普通に大変だなと感じました。

（とは言え、少しでも負荷を軽くしたい初心者の場合は、言い回しや内容などが子供向けの「カランキッズ」がよいと思います。）

 

「キッズカラン」は教材が高い点がネックだったのもあって、どうせなら「通常カラン」で行こうかとも思い、カウンセリングに相談。

 

とりあえず「通常カラン」のレベルチェックを受けてから判断したらどうかと提案されました（ネイティブキャンプでの直近のスピーキングテスト日常英会話はレベル7でした）。

 

そして「通常カラン」のレベルチェックを受けてみることに。

（レベルチェックは3年前に1度受けていたので、システム上レベルチェックの予約ができない仕様になっていましたが、サポートに再度受講したい旨を連絡すればOKでした）

 

そして「通常カラン」のレベルチェックでステージ2の診断となり、結局「通常カラン」で行くことに決めました。

カランキッズから通常カランに移行した理由

「通常カラン」に移行した理由はこちら。

順に見ていきますと…

キッズ版とは言え決して簡単ではなかった

「カランキッズ」のステージ1を3回受けた限りでの印象としては、

 

最初のうちは「通常カラン」と大差なく感じられました。段々と負荷の度合いも変わってくるのだとは思いますが。

 

なので、どうせやるなら「通常カラン」で頑張ろうと。

いずれ大人向けの内容も話せるようになりたい

それに、いずれは大人向けの内容も話せるようになりたい、C1レベルの景色を見てみたいと思い、

 

やはり「通常カラン」のほうでやってみようと思いました。

テキスト価格がより安いほうが助かる

教材の価格の差も大きな決め手でした。

 

「通常カラン」を全12ステージまで行くなら、総額としては「通常カラン」のほうが高くなりますが、単純にステージ6までのテキストだけの比較なら「通常カラン」のほうが安いので。

 

もし「カランキッズ」のテキストのほうが安かったら、「カランキッズ」をひと通り受けてから「通常カラン」に移ったかもしれませんが(笑)

まずは通常カランがおすすめな人

どちらがいいかは今のレベル、目指したい到達レベル、予算等で異なりますが、まずおすすめな人を挙げるとこちら。

「通常カラン」は、ネイティブキャンプ提供の自習用システム【Callanリーディング】が使えることも利点の1つだと思います。

 

「文法やリーディングは得意」「英検やTOEICの資格は持っている」としても、瞬発力・スピーキング力がないと「カランメソッド」自体難しいと感じると思います。←私のように(笑)

 

なのでレベルチェックでステージ1と診断されることも可能性として普通に有り得ます。

まずはカランキッズがおすすめな人

少しでも負荷を軽くするほうを優先したい場合は「カランキッズ」が選択肢。

テキストの価格も高めですが、子供や家族と共有できるならより良いですね。

 

子供の場合は、音をキャッチして真似するのに長けているので、大人よりスイスイいけそう。

 

わが子にもトライさせてみたいです。好みは分かれると思いますが。

まとめ

改めて、ご紹介してきた内容をまとめてお伝えしますと…

 

「通常カラン」と「カランキッズ」の一般的な違いはこちら。

ネイティブキャンプで受ける場合の、両者のシステム上の違いについてはこちら。

どちらがいいかは今のレベル、目指したい到達レベル、予算等で異なりますが、まずおすすめな人を挙げるとこちら。

カランキッズ⇔通常カランへの移行も可能なので、どうしても迷ったら、実際に受けてみて判断するのがGOOD。

 

ぜひトライしてみてください。

最後に

以上、カランメソッドとカランキッズを比較し解説しました。

 

ご参考になれば幸いです。

【追記】現在私自身がネイティブキャンプを利用中。別記事で、1,000円offクーポンが貰えるお友達紹介キャンペーンのリンクもご紹介しているので、ぜひご利用くださいね(上記キャンペーンとの併用も可能です)。

お読み頂き、ありがとうございました。