2018.11.6 またまた遅れましたが(^^;新着記事を更新しました!

経験してわかった、事前に知っておきたいノロウイルスの症状や治療について

今までほとんど病気知らずだった現在4歳の我が子ですが、この冬、はじめてノロウイルスにかかりました。数回の下痢と嘔吐1回はしたものの、幸い軽症で済みました。

その後母親である私にもうつり、連続した嘔吐に苦しめられました。

 

知識不足だったこともあり、
ノロウイルスと感染症胃腸炎との違いは何か
いつまでこの嘔吐が続くのか
どのくらいで回復するものなのか
乳幼児で気を付けるべきものは何か

など調べながら乗り切りました。

 

子供や自分がかかる前に、症状など事前に知っておいたら慌てずに済んだなと思うことばかりでした。

 

今回経験してから調べてわかった、感染する前に知っておきたいノロウイルスの症状治療についてまとめました。

 

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経験してわかった、事前に知っておきたいノロウイルスの症状や治療について

ノロウイルスとは

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感染性胃腸炎は、細菌、ウイルスなどによる下痢・嘔吐等の胃腸炎症状を起こす感染症の総称です。
原因となる病原体の多くが、ノロウイルスです。
その他にもロタウイルス、サポウイルス、アデノウイルスなどがあります。

出典:横浜市保健所 「感染症胃腸炎(ノロウイルスなど)について)」

今までノロウイルスと胃腸炎の違いについて曖昧でしたが、調べてみると上記の通り、

「感染症胃腸炎」というのは総称
ノロウイルス、ロタウイルスなどは「感染症胃腸炎」の一種

ということがわかりました。

 

また、感染症胃腸炎はウイルスによるものと細菌によるものに大別され、

・ウイルスが原因のものを「ウイルス性胃腸炎
・細菌が原因のものを「細菌性胃腸炎」と呼ばれているそうです。

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今回我が家もかかったように、特に11月~2月頃の冬場に流行する多くがノロウイルスによるウイルス性胃腸炎だそうです。巷でよく聞く「ノロ」というやつですね。

 

ノロウイルスの感染経路は

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そして、このノロウイルスはうつるのでしょうか…

ノロウイルスの感染経路
ノロウイルスの感染経路は基本的に経口感染ですが,主に以下の3つに区分することができます。

(1) 食品媒介感染(食中毒)
• ウイルスに汚染された食品(カキ等の二枚貝に含まれていることがあります)を,生または十分に加熱しないで食べた場合。
• ノロウイルスに感染した人が調理中に手指等を介して食品や水を汚染し,その汚染食品を食べたり飲んだりした場合。

(2) 接触感染
• 感染した人の糞便や嘔吐物に触れ,手指等を介してウイルスが口から入った場合。
• 感染した人の手指等に付着したウイルスがドアノブ等の環境を汚染し,それに接触した手指等を介してウイルスが口から入った場合。

(3) 飛沫感染・塵埃感染
• 患者の下痢便や嘔吐物が飛び散り,その飛沫(ノロウイルスを含んだ小さな水滴)が口から入った場合。
• 患者の嘔吐物の処理が不十分なため,それらが乾燥してチリやほこり(塵埃)となり空気中を漂い,それが口から入った場合

出典:国立医薬品食品衛生研究所 「ノロウイルス感染の症状と感染経路」

やはり、ヒトからヒトへうつります。

 

家庭でおむつやうんち、嘔吐物などを処理する際は要注意ですね。また、保育園や幼稚園など集団生活の場でも感染に注意しないといけないですね。

 

ノロウイルスの症状は

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潜伏期間(感染から発症までの時間)は24~48時間で、主症状は吐き気、嘔吐、下痢、腹痛であり、発熱は軽度です。通常、これら症状が1~2日続いた後、治癒し、後遺症もありません。また、感染しても発症しない場合や軽い風邪のような症状の場合もあります。

出典:厚生労働省 ノロウイルスに関するQ&A

実際私も夜中から明け方まで6~8回程嘔吐が続き、いつまで続くのか不安になりましたが、約1日で治まりました。(胃のムカムカや食欲不振などは1週間位続きました。)

 

こうした症状について、事前に知っているのと知らないのとでは、病気に対する心構えが変わってきますよね。

 

体力のある大人だったら嘔吐が続いてもだいたい1,2日で治まるんだな、という予測がついて安心にもつながります。

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ただし、次の記載にもある通り、乳幼児高齢者には注意が必要です。

通常発症から1~2日で回復しますが、抵抗力が弱い乳幼児や高齢者では、重症化したり、吐物を気管に詰まらせたりすることもありますので注意が必要です。

出典:横浜市保健所 「感染症胃腸炎(ノロウイルスなど)について)」

乳幼児や高齢者では下痢等による脱水症状を生じることがありますので早めに医療機関を受診することが大切です。特に高齢者は、誤嚥(おう吐物が気管に入る)により肺炎を起こすことがあるため、体調の変化に注意しましょう。

出典:「感染性胃腸炎(ウイルス性胃腸炎を中心に)」(東京都感染症情報センターホームページ)

 

健康な大人なら数日で回復しても、乳幼児や高齢者は…
重症化する可能性があること、
下痢や嘔吐による脱水症状に気を付けなければいけないこと、

を常に念頭に置いておかなければいけませんね。

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回復したあとも、下記の通りしばらくは感染拡大に注意することも忘れてはいけませんね。

 

症状は一般的に数日で快方に向かいますが,糞便中には,通常は1週間程度,長い場合は1か月以上の長期間に渡ってウイルス粒子の排出が続きます。そのため,糞便中のウイルス粒子が手指に付着するとドアノブ等を汚染して,二次感染や集団感染の感染源となります。

出典:国立医薬品食品衛生研究所 「ノロウイルス感染の症状と感染経路」

ノロウイルスの治療は

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現在、このウイルスに効果のある抗ウイルス剤はありません。このため、通常、対症療法が行われます。特に、体力の弱い乳幼児、高齢者は、脱水症状を起こしたり、体力を消耗したりしないように、水分と栄養の補給を充分に行いましょう。脱水症状がひどい場合には病院で輸液を行うなどの治療が必要になります。
止しゃ薬(いわゆる下痢止め薬)は、病気の回復を遅らせることがあるので使用しないことが望ましいでしょう。

出典:厚生労働省 ノロウイルスに関するQ&A

上記の通り、現在感染症胃腸炎(ノロウイルス)に対する抗ウイルス剤はないそうです。そして通常対症療法が行われるとのことです。

 

(対症療法とは「病気の原因に対してではなく、その時の症状を軽減するために行われる治療法。(goo辞書より)」のことで、つまりは、痛みや咳、熱、下痢などの症状を抑えたり緩和するための処置のことです。)

 

上記に下痢止め薬は使用しないことが望ましいとあります。回復が遅れる可能性があるとのことで、薬によって下痢を止めると体内にウイルスを留めてしまうことになるんですね。

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おう吐の症状がおさまったら少しずつ水分を補給し、安静に努め、回復期には消化しやすい食事をとるよう心がけましょう。

出典:「感染性胃腸炎(ウイルス性胃腸炎を中心に)」(東京都感染症情報センターホームページ)

私も嘔吐が続いているときに、スポーツドリンクを飲んだり林檎を食べたら、すぐにもどしてしまいました。体力のある大人だったら、嘔吐の症状が治まってから少しずつ水分を補給すればよかったんですね。確かに丸一日で嘔吐が止まったあとは、水分を飲んでも吐きませんでした。

 

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嘔吐や下痢によってウイルスを出し切ること、それと同時に、嘔吐や下痢で失った水分を補給して脱水症状を防ぐことが重要なポイントだとわかりました。

 

ただし、乳幼児や高齢者は脱水症状を起こしやすいので、特に注意しながらこまめに水分を補給していかなければなりませんね。場合によっては点滴も必要とのことで、早めにかかりつけ医に相談することも大事ですね。

 

まとめ

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・ノロウイルスは感染症胃腸炎の一種

 

<感染経路>
・基本的に以下の3つの経口感染
食品媒介感染(食中毒)
②接触感染
③飛沫感染・塵埃感染

 

<症状>
・潜伏期間は24~48時間
・主症状は吐き気嘔吐下痢腹痛。発熱は軽度
・通常これらの症状が1~2日続いた後回復
・乳幼児や高齢者は、重症化したり脱水症状になる可能性がある
・回復後も糞便中には1週間程度(長いと1か月以上)に渡ってウイルス粒子の排出が続く

 

<治療>
・特効薬はなく対症療法を行う
・乳幼児や高齢者は、脱水症状を起こさぬよう水分と栄養の補給を充分に
・脱水症状がひどい場合は病院で点滴の必要もでてくる
・下痢止め薬は使用しないことが望ましい

 

<回復のポイント>
嘔吐や下痢などでウイルスを出し切ること水分補給による脱水予防
☆特に脱水症状になりやすい乳幼児や高齢者はこまめな水分補給など注意が必要で、早めに医療機関を受診することが大切

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調べた感想と参照サイトについて

今回ノロウイルスにかかりインターネットでいろいろと調べた中で、公的機関のサイトで公表されている情報を引用しました。

 

公的機関のサイト以外にも、個人のブログ(体験談)、お医者さんのホームページ、医師が監修したり執筆した記事を掲載したWebサービス、などたくさんの情報がありました。

 

基本的なことはだいたい同じでも、微妙にニュアンスが違ったり、わかりやすく伝えてくれていたり、そうでなかったり。また信憑性を判断する難しさも実感しました。

 

その中で、「メルクマニュアル医学百科 最新家庭版」は実際の医学書を翻訳して無償公開されているものなので、参考にできそうだと思いました。小児の胃腸炎は、とても詳しく書かれていて、一読しておいて損はないと思いました。

 

ただし、注意書きにもあるのですが、「米国で出版された原書を翻訳したもので、日本における状況を前提に書かれたものではないため診断・治療方法、薬剤等の情報には日本国内で認められていない内容も含まれます。診断や治療に関する意思決定の際には、医師・薬剤師など医療専門家にご相談ください。」とのことですので、注意は必要です。

 

最後に

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どんな病気もそうですが、子供や自分がかかってしまうと結構慌ててしまいますよね。今回の私も、子供が朝突然下痢と嘔吐をして焦りましたし、

 

その後自分も嘔吐が何回も続いた時は、不安と気持ち悪さで苦しみました。

 

予備知識があると、心構えができます。適切な行動をとることにもつながります。

 

今回の私のように慌てず済むように、ぜひ今回まとめたノロウイルスの症状などについて、ご参考にしていただけたら幸いです。

 

こちらの記事では、かかる前に知っておきたいノロウイルスの予防と対策についてまとめています。

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お読み頂き、ありがとうございました。

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